心理カウンセリングの有効性

心をダメージから回復させる行動に封印をしてしまう理由

心をダメージから回復させる行動に封印をしてしまうのには事情があります。

心をダメージから回復させる行動は、この世に生まれた時には、全ての人が自然に実践していた行動です。

その実践による体験には、次の2種類があります。

(1)安心な気持ちにしてもらえる

(2)もっとつらい気持ちにさせられる

「(1)安心な気持ちにしてもらえる経験」を繰り返した人は、心をダメージから回復させる行動をより活用するようになります。

つらくなってもすぐに安心になることを繰り返し体験する内に、「苦しい気持ちになってもすぐに安心な気持ちになる」という安心感を身にまとっていきます。

やがて、多少のダメージならすぐに回復するという確信となって、多少のことなら直ぐに気持ちを回復さられるようになります。

そして、心をダメージから回復させる行動を頻繁に活用することから卒業します。

このような安心感を身にまとえば、人は自分の本当の気持ちに従って行動できます。

そんな様子を、第三者は「あの人は、失敗を恐れない強い心の持ち主だ」と解釈します。


「(2)もっとつらい気持ちにさせられる経験」を繰り返した人は、心をダメージから回復させる行動を起こすよりも、一人きりでつらさに耐える方がマシだと考えてしまいます。

心をダメージから回復させる行動に封印をしてしまうは当然のことです。

そして、つらくならないための様々なヨロイ(行動に関する規則)を身にまとって、自分の本当の気持ちよりも、自分を守ってくれるヨロイを優先させて行動するようになってしまいます。