
ジョハリの窓の誤解と心理カウンセリング
カウンセリングルームに、多くお寄せいただく催眠療法(ヒプノセラピー)に関するご質問を集めてみました。
催眠状態は特殊なものではなく、日常の生活にもある状態です。
例えば、
といった状態です。
意識がなくなるような事はありません。
次に、目を開けて大きく伸びをしたり、立ち上がって歩いたりすれば、自力で催眠状態から抜け出すことが出来ます。
ただ、少しの間、ボーっとしたり、頭痛を感じたりすることがあります(時間がたてば大丈夫になります)ので、カウンセラーを信用しているなら、無理に催眠から抜け出そうとしない方が良いでしょう。
意識はなくなりませんから、当然、催眠療法中のことは、催眠から覚めた後も覚えています。
そのようなことはありません。
催眠状態においても、意識はあります。
そして、自分の意識で、自分の行動や言動はコントロールできるのです。
ですから、カウンセラーが信頼できないと、催眠状態になったからといって、普段と何も変わらず、心の理解は深まらないかもしれません。
たぶん、信頼できないと感じるカウンセラーでは、催眠状態になることすらないだろうと考えています。
ならなければならないというものではありません。
催眠状態には、次のような特徴があります。
これらの特徴を、ご相談者が活用されたいかどうかというところがポイントになります。
そして、また、何かを確かめたくなったら、また、目を開けて確かめて頂いたら良いと思います。
大切なことは、自分が安心する為に必要な事はきちんとやるということです。
逆に、普通に話して頂かなければ困ってしまいます。
普段と同じように、話したいことを話して下さい。
また、催眠中に、例えば、トイレに行きたければ、「トイレに行きたい」と言って、トイレに行って頂いても大丈夫です。