
カウンセリングを受けるべきか?
心理カウンセリングは、もともとは、カウンセリングルームにおいて対面形式で行うものでした。
しかし、最近は、電話・テレビ電話(スカイプなど)・電子メール・チャット・LINEなど通信手段の多様化とともに、それらを利用したカウンセリングが行われています。
ここで、どのような形式のカウンセリングにするか迷うことになります。
根本的なことなのですが、日本では「心の苦しさは、自分で解決するしかない。だから、人と話をしても何も解決しない。強い心になるしかない。」といった思い込みが強く、心理カウンセリングの効果に対する疑いが、未解決のままになっていることも、カウンセリングを利用することに対して迷いを生じさせてしまいます。
例えば、「自転車がパンクしたときは、自転車屋さんで修理してもらわなければ、誰かに話しただけではパンクは直らない」と思うのと似た感覚だろと思います。
そこで、精神科や心療内科の病院に行くことが選択肢として浮かび上がりますが、病院に行くことも、心の弱さを認めることになってしまい、「強い心になる」という目標とは真逆の対処になってしまうため、踏み出しにくいところがあります。
そんな迷いの中で適切な選択を考える上で、参考にして頂けそうな内容を説明していきます。
長くなりますが、最後までお読み頂ければ幸いです。