対面カウンセリングと電話カウンセリング どっちがいいの?

対面カウンセリングと電話カウンセリング

電話カウンセリング

電話カウンセリングは、視覚による刺激によって相手に映し出してしまうことに対処することが難しいと考えられます。

また、対面式のカウンセリングに比べれば、現実の人と接しているという感覚が、少し薄いところがあるかもしれません。

ですから、例えば、「子供の頃に、悲しくて泣くと、怒られる」という体験を繰り返した人が、自分の心に生じる「悲しくて泣くことを妨げる力」は弱くなって悲しい気持ちを話しやすくなる反面、「悲しいといっても怒られなかった」という体験も弱いものになる可能性があります。

しかし、受話器を通して耳元で相手の声が聞こえるので、素直な気持ちになりやすいところは大きなメリットです。

ハンズフリー状態で電話するよりは、受話器を耳に当てるか、ヘッドセット等をして話する方が良いだろうと考えています。

テレビ電話

お互いの顔が見えるスカイプやテレビ電話を用いたカウンセリングは、相手の顔を見ることができるので、対面カウンセリングに近いと思うかもしれません。

でも、お互いが向き合う「対決の構図」となってしまうため、「互いの間を行き交う言葉」や「それらの言葉が形成するイメージ」を二人で一緒にしみじみと眺めようとするカウンセリングには、あまり向いていないと思っています。

相手の言葉は自分に向けて投げかけられるため、追い詰められるような心境になりやすいところがありますので、そうならないように対決の構造を弱める工夫が必要です。

対面カウンセリング

対面でのカウンセリングと電話カウンセリングとは、視覚による刺激の有無の違い以外は、それほど、大きな違いはないと思います。

ただ、同じ空間にいることによって、できることが増えてきます。

ホワイトボードなどに文字を書いて説明することができたり、カウンセリングルームによっては、箱庭療法、エンプティ・チェアという技法、催眠療法などができるようになります。

一番のメリットは、カウンセリング自体が、人と関わる体験となるため、積み重ねられる体験の性質が変わるため、自分の体験に基づいて他人に映し出されるものも変化していくというところです。

また、カウンセリングルームまで出向くことは煩わしいことかもしれませんが、電話カウンセリングよりも「解決に向けてカウンセリングを活用している」と思えやすいところもあります。

自分が何かに取り組んでいると思えることは、前向きな気分になることを手伝ってくれるところがあります。

まとめ

最後に、私が考えるお勧めの順位を書いておきます。

対面カウンセリング ≧ 電話カウンセリング >> 文字によるカウンセリング

参考にして頂けることを祈っています。