心を楽にするために振り返る子育て

記憶ネットワーク再構築療法

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当カウンセリングルームのカウンセリングの特徴

当カウンセリングルームでは、一般的な「悩むから心が苦しくなる」「悩みを解決できれば心の苦しさから解放される」という考え方からは離れて、それとは逆の「心が苦しいと感じるから悩んでしまう」という立場で心理カウンセリングを行います。

ですから、心理カウンセリングを何度も繰り返していくなかで生じることが期待される体験を、まず、始めに体験して頂くことを目指します。

私たちの感覚

自分の感覚に意識を向けて過ごしていると、「何らかの感覚(快の感覚/不快な感覚)を感じたことによって、何かについて考え始めている」ということに気がつくと思います。

苦手な場面のことを思い出してみて下さい。

きっと、嫌な気持ちが蘇ってくると思います。

そんな感覚が思考のきっかけになるということです。

そんな感覚のことについて説明しています。

これらの感覚は、自分が直面している状況に合わせて、脳が自動的にその状況に関連する記憶を選び出して結びつけることによって作り出されると理解しています。

私は、この記憶の結びつきによって答えが導き出されることを、言語を用いない思考だと解釈し、非言語思考 ( Nonverbal Thinking ) と解釈しています。

デフォルトモード・ネットワーク

NHKスペシャル『「人体」 “脳”すごいぞ!ひらめきと記憶の正体』という番組では、ひらめきが起こることを、デフォルトモード・ネットワークという特別な状態として紹介されていました。

番組からは、デフォルトモード・ネットワークは、光り輝く激しい現象という印象を受けると思いますが、そのような激しい現象ではなくても、同じような現象は日常的に発生しているのだと考えています。

どちらかと言うとAI(人工知能)のディープラーニングという概念も参考になると思います。

あまり詳しくは理解していないのですが、今は、ディープラーニングでは、脳内の記憶の結びつきを、ニューラルネットワークの多層化によって表現しているということらしいです。

脳の非言語思考は、直面する場面に関連する記憶を結びつけて、瞬時に答えを導き出します。

私たちを操る感覚(= 制御感覚)

その非言語思考が導き出した結果は、私たちに『感覚』や『イメージ』として示されます。

ちなみに、『思考』、『感覚』、『イメージ』の強度は、次のような関係になっていると感じています。

  • 『感覚』 > 『思考』 >> 『イメージ』

イメージはとても弱いため、現実の視覚から意識を外し、思考をやめなければなかなか気づくことは出来ません。

私たちは、感じとったそれらの感覚やイメージに基づいて、考えたり行動したりしているようなのです。

以降、このような感覚のことを『制御感覚(Sense of control)』と呼ぶことにします。

制御感覚によって制御された行動が条件反応だと理解しています。

制御感覚は私たちを強烈にコントロールします。

自分を変えようと頭で考えて「こうすべきだ」という結論を導き出しても、なかなかそうはできないということは、誰もが経験的に知っていると思います。

「わかっていてもできない」「わかっているけどかえられない」「わかっているけどやめられない」といったことは、このような条件反応が関係しているのです。

当カウンセリングルームでは、この仕組みを踏まえて、記憶の調整を行って、自分らしい行動や思考を取り戻すことを目指します。

目標を明確にする為に、「記憶ネットワーク再構築療法 ( Memory Network Re-construction Thrapy )」と名付けることにしました。

名前をつけてみましたが、開始から終結までをひとつの括りとすると、一般的なカウンセリングと大きな違いはありません。

しかし、記憶のネットワークの調整に焦点を絞って対処する為、心の苦しさの解消と悩みの解決を短期間で実現出来るのです。

多くの場合、1~3回のセッションでカウンセリングは終結に至ります。

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