『正しい言葉』を遣わせる(その2)

今回は、『正しい言葉』を遣わせる(その1) でご紹介したエピソードでは、下の子が「うらやましい」という意味で「ズルイ」という言葉を遣い始めたのに、その言葉を繰り返している内に、兄のことを、本当にズルイ人間だと思うようになってしまいました。

自分の気持ちを表現するための言葉を間違って使ってしまうと、

自分が表現したかった気持ちが、

間違って遣った言葉がもともと持っている意味で置き換わってしまって

自分の気持ちが分からなくなる

今回は、この辺りのことも踏まえて、誤った言葉を遣うことによる弊害について詳しく説明します。

『正しい言葉』を遣わせる(その1)

最近、うちの子供たちは、3DSの「電波人間」というソフトにはまっています。

DSを通して辺りを見回すと、電波人間が飛び交っていて、それらを捕まえるゲームのようです。

自分がいる場所の電波の状態によって、出現する電波人間が変化し、時たま、レアな電波人間が出現し、それを捕まえるのが楽しいようです。

誰かがレアな電波人間を見つけたら、他の人がその場所へ行って同じ方向にDSを向ければ、同じレアな電波人間を捕まえられるという、なかなか良く出来たソフトです。

まぁ、ソフトの説明はこれくらいにして、そろそろ本題に入ります。

「僕に嫌がらせをするために、わざとやった!」

最近、ちょっとしたことで、下の子(小4)が上の子(小6)に、「僕に嫌がらせをするために、わざとやった!」と言って突っかかることが目立つようになりました。

話を良く聴くと、「怪我しているところに、たまたま手が当たった」という感じのことばかりで、上の子に悪意はないように思えます。

ですから、

  • 「この世の中、お前にわざと嫌がらせをする人なんか、ほとんどいないんやで」
  • 「兄ちゃんが、お前にわざと嫌なことするはずないやろ」

などと言い聞かせてみました。

しかし、事態が好転する気配はあまりありません。

ことある毎に、「僕に嫌がらせをするために、わざとやった!」と感じてしまうようです。

上の子がいくら謝っても怒りは治まらず、「謝ってない、ちゃんと謝れ!」と言い続けます。

そんなやりとりの繰り返しに、ウンザリした母親は、「お前は、どうして、そんなにひねくれたものの見方をするんだ!」と下の子を責めます。

「責める」のはともかく、まぁ、それが普通の認識だと思います。

これを、ちょっと別の角度から考えてみます。

食べ物の「好き嫌い」への対処

食べ物の好き嫌いを言わない子供を育てようとすると、「離乳食を与える頃から、色々な食材を与えるようにすると良い」という話を聞いたことがあります。

その真偽は定かではありませんが、直感的には正しいことのように感じます。

とはいえ、それを実践しようとすると、かなりの努力を必要とすると思います。

我が家では、その実践があまり上手にできなかったせいか、子供たちは、好き嫌いを言うようになりました。

また、不思議なことに、子供たちの好き嫌いの傾向があまり重なりません。

好き嫌いの傾向が似ていれば、好き嫌いがあってもまだマシなのですが、好き嫌いの傾向が違うと、献立を考えるのが、とても面倒です。

まぁ、味付けに関する好き嫌いは仕方ないとしても、栄養のバランスを考えると、食材に関する好き嫌いは無くしたいところです。

そこで、「好き嫌いを言わずに、残さずに食べなさい!」と迫ってしまいがちです。

しかし、それは、子供に「○○は嫌いだ!」という意識を植え付けてしまうかもしれないと考えました。

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これを、言葉を変えると、「子供に『○○は嫌いだ!という暗示をかけてしまう」ということができます。

これは、人生を付きまとう暗示となる恐れがあります。

子育てで一番大切なこと ・・・ 動画作りました

「しつけ」のことを説明しようと紙芝居形式の動画を作り始めたところ、内容が膨らんでしまい平均3分の動画を24本も作ってしまいました。

「しつけ」とはいったい何なのでしょう?

「しつけ」を意識するあまりに感情的になってしまうとしたら、その理由は何なのでしょう?

もし、「しつけ」や「つらい出来事から子供を守る」ということばかりに意識を向けて、子育てをしていたら、子供にどのような影響があるのでしょう?

そのようなことを理解して頂けると思います。