心を楽にするために振り返る子育て

対面カウンセリングと電話カウンセリング どっちがいいの?

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まず、知って頂きたいこと

「心への日頃の取り組み」とカウンセリングのイメージの関係

「心の問題を解決しなければならない(問題がある心を、問題のない心にしなければならない)」と思い込んでいると、「カウンセリングを受けても、どうせ、自分の悪いところを正常にするためのアドバイスをされるだけだ」と感じてしまいます。

そうすると、自分が自分自身をより良く変化させようと、常日頃から様々な努力をし続けているところがあります。

そのような人は、「より良い自分に変わること」をカウンセリングの目標としてしまうので、これまでずっと努力して分かりきっていることをアドバイスされたり、これまでの自分の努力を評価されたりするだろうと考えてしまって、カウンセリングに価値を感じることが出来ないのは当然のことだと思います。

また、カウンセラーに、より良い自分に変えてもらうことを期待している場合は、自分を変えるためのアドバイスがないと不満に思い、自分を変えるためのアドバイスがあると、そうではない今の自分を意識してしまい辛い気持ちになってしまいます。

自分を変えようと努力している場合も、自分を変えてもらおうとする場合も、カウンセリングを活用しようとする時の目的は「今のダメな自分を、価値ある自分に変える」ということでは同じといえます。

しかし、心の苦しさは、自分がダメだから抱えてしまうのではありません。

自分は変わらなくても大丈夫なのです。

ならば、「自分は変わらなければならない」と考えてしまうところを「自分は変わらなくても良い」と考えるように、思考を変えれば良いのかと考えてしまい易いところがあります。

しかし、それも違います。

心理カウンセリングの目的は、自分を「ダメな存在」から「OKな存在」へと変えることではありません。

心の苦しさを解決するための前提条件

前の説明では、心の問題と向き合うときの条件として、

(1) 自分を変えなくても良い

(2) 自分の考え方を変えなくても良い

という2つを示しました。

ここで、更に、次も前提条件として加えてみます。

(3) 過去と他人を変えることは出来ない

さて、この3つの前提条件のもと、何にどう取り組めば良いか分かりますか?

恐らく、行き詰まってしまうのではないでしょうか。

私たちは、何らかの問題に直面したときには、原因を取り除いて問題を解決しようとしたり、理想の状態を実現することによって問題を解決しようとしたりします。

原因があるから結果があるという考え方です。

でも、そのような思考に頼っていると、この3つの前提を前にすると、対処方法を考えることが出来なくなってしまいます。

偽解決

人は、解決方法が見つからないと、もともとの苦しさに加えて、「解決できない」と絶望することによる苦しさも抱えてしまうことになります。

このような絶望状態(希望を持ちたいのに希望を持てない状態)に陥るよりは、解決するかもしれないと思って、何かに取り組んでいる方が心の苦しさはマシです。

そこで、(1)~(3)のいずれかを前提から除外して、除外したものの中に原因を見つけ出し、それを変化させることを解決のための目標としてしまうのです。

解決への目標が見つかれば「これを解決すれば苦しさから解放される」という希望を持つことができ、絶望状態に陥らなくて済みます。

(余談ですが、過去の体験に心の苦しさの原因と思えることが見つかれば、「これが原因だったら変えられないのだから、今のままでも仕方ない」とあきらめることによって、やはり絶望状態に陥らなくて済みます。)

この解決に関する道筋を手放してしまう(「これは解決につながらない」と認めてしまう)と、解決のために取り組むべきことのない絶望状態に陥ってしまうことになります。

ですから、解決のために取り組み始めたことを容易には止めることはできなくなります。

このような解決は、心理の専門用語で「偽解決」と呼ばれています。

また、その解決を実現してしまうと解決のために取り組むべきことがなくなってしまいます。

しかし、多くの場合、心の苦しさは残ったままとなるので、解決のために取り組むべきことのない絶望状態に陥ってしまいます。

ですから、いったん見つけた解決のための目標は、実現が困難である方が都合が良いという側面を持っています。

これが、コンプレックスを持つ人が、いつまでもコンプレックスを抱え続ける理由です。

では、(1)~(3)を前提として、どのように心の苦しさと取り組めば良いのでしょうか?

それをサポートするのが、心理カウンセリングの役割だと考えています。

次に、カウンセリングの目的をご説明します。

次の説明をお読み頂ければ、メールカウンセリング、電話カウンセリング、心理カウンセリングなどのうち、どれが、今の自分に合っているかを考えるヒントになると思います。

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