14. 私たちが受け入れるべきもの

読むカウンセリング【No.0013】 2007/10/27

私たちが受け入れるべきもの

今回は、「今の状況を受け入れられれば楽になるのに、それができなくて困っています」という文脈で用いられる『受け入れる』ということについて考えてみたいと思います。

1. 前提

心のことを考えようとする時に、まずはじめに確認しておかなければならない前提があります。それは、

■自分の感覚や感情は、自分にとって確実に正しい

ということです。

【例】

  • 自分が悲しいときは誰から何と言われようと悲しい
  • 自分が嬉しいときは誰から何と言われようと嬉しい
  • 自分が暑いと感じるときは誰から何を言われようと暑い

ここだけを読めば、「そんなこと当たり前だよ」と思われるかもしれません。

しかし、普段の私たちは、感情や感覚だけに焦点を当てるのではなく、現実的な事実や背景の中でそれらを理解しようとするうちに、当たり前と思っていたはずのことを、見失ってしまうところがあるのです。