第04回 「心が傷つく」ということ

(2005/04/14)

(1)「悪意」

「心が傷つく」ということを考えるとき、相手に悪意があるかどうかが、重要なポイントになると思います。仮に、相手に悪意がある場合は、傷ついてしまってもやむを得ないと思えるところはあります。

でも、悪意が無い場合、傷つくことに必然性はないような気がするのです。

そして、自分の周りの人たちをもう一度眺めてみると、「本当の意味での悪意」を持った人がほとんど見当たらないことに気付く人は多いのではないかと思います。

にも係わらず、「心を傷つけられた」と感じてしまうの、はなぜでしょう?

(2)勘違い?

素直に気持ちを表現したり、相手が誤解しないように伝えたりすることは、意外に難しいことです。

ですから、相手の言葉には、表現不足や言い間違いなどが、意図せずして含まれているのは、普通のことなのかもしれません。何かを言った後で、「こう言った方が良かったかもしれない・・・」などと感じたりするのは、自分自身が、そのことに気づいたということだと思います。

ですから、傷つきそうに感じた時は、「『傷つくこと』に対する許し」を自分自身に与える前に、「相手に悪意はないのかもしれない」ということを、まず、疑ってみることは大切だと思います。