「母子密着」
この言葉ほど、罪な言葉はないと思っています。
なぜなら、
「母子密着」という言葉が「母子密着」を作ってしまう
といえるからです。
みなさんは、母子密着と聞くと、どのような感じを受けますか?
以前、私は、母子密着が、具体的に分からないのに、
何となく「悪いことなんだろう」という印象を受けていました。
たぶん、みなさんも、ネガティブな雰囲気を感じるだろうと思います。
「母子密着」
この言葉ほど、罪な言葉はないと思っています。
なぜなら、
「母子密着」という言葉が「母子密着」を作ってしまう
といえるからです。
みなさんは、母子密着と聞くと、どのような感じを受けますか?
以前、私は、母子密着が、具体的に分からないのに、
何となく「悪いことなんだろう」という印象を受けていました。
たぶん、みなさんも、ネガティブな雰囲気を感じるだろうと思います。
「心とは何か」 たぶん、「人には心がある」と信じている人は 多いだろうと思います。
ですが、改まって「心とは何?」と質問されると なかなかうまく答えられないと思います。
なぜなら、「心」は、実体のないただの概念だからです。
ブログ「読むカウンセリング」でも紹介したことがありますが、次の公案(禅の修行で活用される短いお話)も、同じようなことを言っているのだと思います。
【達磨安心】 雪の降りしきる極寒の日、壁に向かい続ける達磨をひとりの男が訪ねてきた。 名は神光。四書五経の万巻を読み尽くしていた。 彼は、膝まで積もった雪の中で問うた。 「心が不安でたまらないのです。先生、この苦悩を取り去って下さい」 「その不安でたまらない心というのを、ここに出してみろ。安心せしめてやる」 「・・・・・出そうとしても出せません。心にはかたちがないのです」 「それがわかれば安心したはずだ。かたちがないものに悩みがあるはずもない」 神光は、達磨から慧可という名前を与えられ弟子となり、やがて第2代の祖となった。
禅の本―無と空の境地に遊ぶ悟りの世界 (NEW SIGHT MOOK Books Esoterica 3)
- 出版社/メーカー: 学研マーケティング
- 発売日: 1993/04
- メディア: ムック
このように、心は、
という性質のものなのです。 (さらに…)
「子供には、我慢を覚えさせることが大切」と信じていると、
「いつまでに覚えさせれば良いの?」と、その実現時期が気になり始めます。
このような思考が始まってしまうと、
漠然と「早く覚えさせた方が良いのだろう・・・」と思ってしまいがちです。
これは、トイレット・トレーニングが早く終わったことを自慢したり、うまくいかないと焦ったりする様子に似ています。
【参考】
ですが、「心に苦しさを抱え込まない人」に成長してくれることを望むなら、我慢を覚える時期ではなく、我慢の質にポイントがあることを覚えておいて下さい。
「人(他人)が居るとわがままになる 子供」
このキーワードは、親御さんによる検索だと思われます。
子供の行動に、「わがままなとき」と「わがままでないとき」があると感じ、
それは、他人がいるかどうかに左右されると気づいたのでしょう。
そして、「普段はわがままではないのに(良い子なのに)、他人がいるとわがままになる(悪い子になる)のは、どうして?」と、その理由を知りたがっているのだろうと想像しました。
細かな説明は、どのようなことを「わがまま」と考えているかによって
変わってきますので省きます。