不快は快によって相殺できない

心理カウンセリング・催眠療法の受付

人は、時に、嫌なことがあると、良い出来事や経験をすることで、嫌な気持ちを帳消しにしようとすることがあります。

このような気持ちはとても理解できる気持ちです。

しかし、快と不快は、実は、異質なものであるために、相殺することはできません。

この誤解は、快と不快が反対語のように映ることから起こるのでしょう。

実際は、『快』の反対は『楽』、そして、『不快』の反対も『楽』なのです。

ですから、快と不快のどちらの感覚も、限界以上に蓄積される前に、排出しなければ、自分でコントロールできない状況に陥ってしまう恐れがあります。

快の感覚は、それを放出できる『喜ぶ』という方法で。

不快の感覚は、それを放出できる『泣く』という方法で。

それを放出せずに、ためてしまうと、「そう状態」や「うつ状態」に陥ってしまうのだと考えています。

 

 

 

自分に感情が生じる都度、適切な方法で、適切な対処をするためには、

  • 自分の感情に気づくこと

が絶対条件です。

  • 本当は嬉しいのに、「こんなの全然嬉しくない」
  • 本当は悲しいのに、「こんなの何ともない」

なんて言っている場合ではありません。

他人には強がりを言うことが必要な場面もあるかもしれませんが、自分自身に対しては、そんなこと言い聞かせるべきではありません。

嬉しいことは嬉しい、悲しいことは悲しい、これは、自分の中では、きちんとしておくことが大切です。

そして、できることなら、そんな感情を聞いてもらえる人を探して、聞いてもらえると、早いタイミングで、『楽な状態』に自分を導くことの助けになるはずです。

 

Comments

  1. コメント失礼します。
    この記事の内容は何を参考にされてつくっていますか?
    参考資料等あれば、教えて頂きたいです。

    1. 特に参考にしているものはありません。
      私の体験(カウンセリングから感じ取ったことと座禅をするなかで気づいたことなど)に基づいて私の中で導き出されたものです。
      ですから、一般的な心理に関する知識とは違うと思うので、心理学の知識としてではなく、このような考え方もできるということでご理解いただければと思います。

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