不要な学習を最小限に留めるために

ここまで数ページにわたって、学習機能の中でも自己防衛に関する学習を中心に説明してきましたが、もう少し、学習に関する説明を続けたいと思います。

自己防衛に関する学習の目的は、過去と同じような苦境に陥らないようにすることです。

そして、苦境に陥りそうな感じがする状況・雰囲気などを察知すると、過去に学習した「それを回避できる可能性の高い反応」が自動的に起きるので、効率的な危機回避を実現します。

しかし、学習したことが多くなるにつれて、自動的な反応が生じる頻度も高まるので、考えるよりも前に反応が起きてしまうことも多くなってきます。

つまり、自分が思う通りには、なかなか行動できなくなるのです。

自分が思った通りに行動できないのですから、当然、心も苦しくなってしまいます。

ですから、学習することは、必要最小限であることが望ましいのです。