共依存

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説明

一般的な説明

共依存は、自分以外の身近な他人(配偶者、親族、恋人、友人)に意識を向け、他人に見つけた問題を自分が解決しようと取り組むことで、自分がもともと持っている大きな不安を打ち消そうとする行動パターンから逃れられなくなった状態です。

他人の責任を代わりにとり(相手が自ら責任を取ることを許さない)、「自分がついていなければ、相手はひとりではやっていけない」というような共生関係を作り上げ、自分の存在価値を確かめようとします。

もう一つの説明

症状の「もう一つの説明」

この状態に陥った人は、

  • 相手の行動や状態によって生じる様々な問題を、その人に代わって解決する
  • 問題行動や依存などの状態を抱え解決できない人

といった傾向を示すところがあります。

一見、『持ちつ持たれつ』という関係と理解することもできそうなのですが、相手のことを とみなしているので、『相手のことを尊重して解決に取り組んでいる』とは言い難いところがあります。

【参考】
このあたりのことは、共生関係 の説明を参考にしてください。

共依存に陥った人は、多くの場合、

  • 自分が居なければ、この人はやっていけない
  • この人を救えるのは自分しかいない

といった意識を持っています。

ただ、この場合でも、自分も相手も、心を苦しむことなく楽に過ごしているとしたら、それをわざわざ問題視する必要性はないと思います。

しかし、もし、どちらかの人が、そんな関わりによって、苦しい気持ちになっているとしたら、共依存という状態を疑ってみる必要があります。

再度確認しておきます。

  • 共依存は、問題行動や依存状態を抜け出せない人の問題ではありません
  • 共依存は、それらの人と一緒に過ごす人の問題です (問題のある人の『世話役』に見えて、一見、その人に問題があるようには思えない場合も多くあります)

なぜ、問題なのかというと、

  • 相手の成長を阻害し、相手が苦しさから抜け出すチャンスを奪ってしまう (※共生関係 を参照)
  • 自分を犠牲にしている(自分の幸せを諦めている)

ということからです。

つまり、『そのような対処を続けていても誰も幸せにはならない』ということが問題なのです。