症状のもう一つの説明

コンテンツ 『 もう一つの説明 』 の主旨説明

心は正常

精神的な症状や苦しみを、「病気」や「生まれ持った自分の性格」というように認識してしまうと、そこから抜け出す事は不可能と感じてしまいやすく、「その苦しみを一生背負って生きていかなければならない」という思いにさせられてしまう事があります。

もし、精神的な病気があるとしたら、病気の部分は、精神科や心療内科などの医師の力を借りようとすることは、とても大切な事です。

そして、もう一つ、心について考える上でとても大切な事があります。

それは、

「心が苦しい」と感じるのは、『心が正常であるという証拠』

だということです。

「心が苦しいと感じるのは、自分の心がおかしいからだ・・・」と考えるのは間違っています。

心が正常だからこそ、自分に降りかかっている(降りかかっていると感じている)苦しみを、苦しみとして感じることが出来るのです。

それは、精神的な病気があったとしても、同じで、正常な心の部分が苦しいと感じるのです。

心理療法は、この正常な心に勇気を取り戻して頂くお手伝いをすることを目的としているといっても良いのかもしれません。

ここでは、 医療の範疇は医師に委ねることを前提として、病気以外の正常な心の理解の助けになる事を願って、カウンセラーとしての私の経験に基づく考えを 『 もう一つの説明 』 として付け加えてご説明します。