心の苦しさと悩みを解決する記憶ネットワーク再構築療法

ひきこもり

『ひきこもり』という言葉を聞くと、「社会からひきこもっている」と考えると人が多いような気がしています。

周囲の人に限らず、本人さえもそのように思っていることが多いと思います。

しかし、本当のところは違うと考えていますので、そのあたりのことを説明したいと思います。

行動範囲による分類

ひきこもっていると呼んでも良さそうな状況を、その行動範囲よって分類してみます。

  1. 学校以外が行動範囲
  2. 働く場所以外が行動範囲
  3. 正社員として働く場所以外が行動範囲
  4. 家の中が行動範囲
  5. 自分の部屋(或いは、他の家族の居ないところ)が行動範囲

何が問題なのか?

上記において、親や社会の問題意識を無視すると、本人が機嫌良く過ごしているということであれば何ら問題はありません。

本人が機嫌良いかどうかは、その様子を見ていても分かりません。それは、本人の心の中にあることなので、尋ねて、そして、本当のことを語ってもらわなければ知る由が無いのです

今は、そういう時期で、その時期が過ぎれば、行動の範囲は自分の思いにしたがって、自由に変わっていくことが期待されるからです。

しかし、本人が苦しみを感じている場合は別です。

その苦しみから解放されなければ、その状況はいつまでも長引き、その状況が長引くことで、逆に、その苦しみを強化し長引かせてしまう恐れがあると思います。

まず、大切なことは、”ひきこもっているかどうか”は問題ではなく、その状態で本人が苦しいと感じているかどうかが問題であることを理解することなのです。

本当は何からひきこもっているのか?

恐らく、ひきこもりと言われる状況に陥っている人のほとんどの人は、行動範囲による分類では『行動範囲が自分の部屋(或いは、他の家族の居ないところ)』に当てはまると思います。

つまり、社会的にひきこもっているとか、学校に行かずにひきこもっているとかいうことが、問題なのでは無く、ひとりっきりで苦しさと向き合うしかない状態になっている(自分を守るのは、自分自身しか無いという状況)ことが問題だと思います。

まとめ

『ひきこもり』について考える時、苦しいからひきこもると考えると、その人の心が弱いとか甘えているとかいうことが問題になり、本質から離れてしまいます。

苦しい時に、「苦しさはひとりで耐えるしかない」と思ってしまうから、ひとりでいようとするのです。

つまり、ひとりで耐えようとする究極の状態が、引きこもりではないかと思います。

メッセージ

ひきこもりで悩んでいる人へ

何かを解決しようとする事はしばらくの間お休みにして、今感じている苦しみを、受けとめてくれそうな誰かに話してみて下さい。

分かってもらえたと感じることができたら、きっと、心の苦しみは楽になります。

そんな経験を繰り返しているうちに、きっと、ひきこもる必要はなくなるだろうと思います。

一般的に人は、苦しい時には、誰かに優しくしてもらわなければ、楽にはなりません。

今まで、身近な人にそれをしてもらえなかったかもしれませんが、広い世界を見渡せば、優しい人は結構いるものですよ。

身近な誰かがひきこもっている方へ

その人が、「もう、自分の苦しい気持ちは、誰にも話さない!」とか「自分の苦しみは、自分ひとりで解決するしかない」と信じ込んでしまった事情を理解してあげようとして下さい。

そして、もし、あなたが親御さんなら、子供のことよりも先に、まず、自分自身が子供のころから抱えてきた心の苦しみに気付き、その苦しみを癒やしてあげる事を考えることが大切かもしれません。

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この記事は、ピュアハート・カウンセリングの心理カウンセラー 田中 順平 が書いています。

心理カウンセラー 田中 順平

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