ひきこもり

『ひきこもり』という言葉を聞くと、「社会からひきこもっている」と考えると人が多いような気がしています。

周囲の人に限らず、本人さえもそのように思っていることが多いと思います。

しかし、本当のところは違うと考えていますので、そのあたりのことを説明したいと思います。

行動範囲による分類

ひきこもっていると呼んでも良さそうな状況を、その行動範囲よって分類してみます。

  1. 学校以外が行動範囲
  2. 働く場所以外が行動範囲
  3. 正社員として働く場所以外が行動範囲
  4. 家の中が行動範囲
  5. 自分の部屋(或いは、他の家族の居ないところ)が行動範囲

何が問題なのか?

上記において、親や社会の問題意識を無視すると、本人が機嫌良く過ごしているということであれば何ら問題はありません。

本人が機嫌良いかどうかは、その様子を見ていても分かりません。それは、本人の心の中にあることなので、尋ねて、そして、本当のことを語ってもらわなければ知る由が無いのです

今は、そういう時期で、その時期が過ぎれば、行動の範囲は自分の思いにしたがって、自由に変わっていくことが期待されるからです。

しかし、本人が苦しみを感じている場合は別です。

その苦しみから解放されなければ、その状況はいつまでも長引き、その状況が長引くことで、逆に、その苦しみを強化し長引かせてしまう恐れがあると思います。

まず、大切なことは、”ひきこもっているかどうか”は問題ではなく、その状態で本人が苦しいと感じているかどうかが問題であることを理解することなのです。