幸せ

「幸せ」という実体の無いものを、漠然と願っていても、祈りの中で感じるようなささやかな安らぎを得ることが出来ても、方向性が定まらないため、「幸せ」ということに向かう変化は起きにくく、どちらかというと、現状に停滞しがちになるところがあります。

幸せの方程式

願う + 行動する –> 実現する(手に入れる)
この方程式を、自分の力で成立させられる事象を、自分の気持ちの中から見つけ出し、行動していく必要があります。 実際に行動していく為には、それは実行可能な具体的なことである必要があります。

『幸せ』という言葉から生じる錯覚

『幸せ』を願うと、言葉の持つニアンスから、良いことばかりに囲まれている状況があたかも存在するような錯覚に陥ってしまいがちになります。 ところが、現実的には、自分の置かれている環境や、これから起こる出来事など、自分にとって良いものだけにするなどということは、不可能なのです。願いとは反して、これからも、良いことや悪いことは、これまで同様に繰り返されていくのです。

心が満たされる

ところが、『幸せ』という言葉を捨て、『心が満たされる』というようにとらえ直すと状況は変化します。 良い出来事が起こると心は満たされるでしょうし、悪い出来事が起こったとしても、心が満たされる方法を考える余地が生じます。
|例えば、旅先で財布を落として途方にくれていたとします。 そこに、地元に人が通りかかり、その日は、その人の家で泊めてもらえることになりました。 このとき、幸せを漠然と思っていると、『財布を落とした』という悪い出来事にばかり意識が向き、その後に起こった『地元の人に優しくしてもらえた』という自分にとって良い出来事には気付きにくくなるのです。 この例では、受動的に、地元の人に助けてもらいましたが、もっと自分が能動的に行動して、その結果を手に入れることもできるのです。
つまり、出来事に関係なく、心を満たす方法はあり、しかも、それを自分の力で手に入れることが出来るのです。

まとめ

私たちが本当に望んでいたことは、「幸せ」という得体の知れないものではなく、心が満たされるというもっと具体的なことなのです。 あなたが、悲しんでいる時、誰にどうしてもらえると、あなたの心は満たされると思いますか?