コンプレックス

『原因と結果』ということを意識して『コンプレックス』について考えた時、「コンプレックスは原因で、その結果として悩みや心の苦しさが生じる」と理解することが多いように思います。

簡単に言い直すと、「コンプレックスがあるから悩んでしまう」と考えてしまいがちなところがあるということです。

一旦、コンプレックスと意識し始めてしまうと、それを解決しようとすると、逆に、コンプレックスを感じてしまいがちな場面で、それをより強く意識するようになってしまい、時には、それが恐怖の感覚につながってしまうことさえあります。

そして、努力しても解決しないという状態に陥ってしまって、どう対処したら良いのか分からなくなってしまうことも多いかもしれません。

そんな曲者のコンプレックスから解放される為に、少し違った視点からご説明したいと思います。

1.コンプレックスは『原因』ではなく『仮説』

コンプレックスを悩みや心の苦しさの原因ではなく、『悩みや心の苦しさがあるから、コンプレックスが出来てしまう』と仮定してみます。

もう少し詳しく説明すると、次のような状況になっていると考えてみるということになります。

1.まず、心が苦しいと感じている

2.その苦しさを解決する為に、その原因と思われることを探す

3.「この原因を解決すれば悩みは解決するだろう」という『仮説』を立てる

4.『仮説』を解決するように取り組む

このとき立てる『仮説』がコンプレックスの種になると考えています。

この仮説に取り組むことによって、比較的短期間でそれを実現でき、その結果すがすがしい自分を取り戻す事が出来れば、その仮説はコンプレックスになる事はありません。

しかし、仮説によって解決しないという経験を繰り返すうちに、それがコンプレックスという形で意識されるようになってしまいます。