25 心理カウンセリングの意義

心理カウンセリングの意義を突き詰めれば、「相談者が、自分の目的を実現するために、お金を出して心理カウンセラーの時間を買うことができる」ということになります。

親身になって話を聞いてくれる人が身近にいないとき、たまたま通りかかった人に話し相手になってくれるように頼むことは大変な勇気が必要で、普通はできません。

また、たくさんの人の中から、話を聞いてくれそうな人を見つけ出すのも簡単なことではありません。

そんなとき、人混みの中で、「親身になって話を聞きます!」と書いた旗を振り回してくれているような人が、心理カウンセラーという存在です。

しかも、基本的に、心理カウンセラーは健全なコミュニケーションのトレーニングを積み重ねてきた人たちです。

「お金を出せば、直ぐにでも親身になって話を聞いてくれ、コミュニケーションの練習に付き合ってくれる人を確保できる」、これが心理カウンセリングの最大のメリットです。

このメリットを活用して、相談相手を確保し、本書で説明したことを参考にして頂ければ、きっと、主体的に心理カウンセリングを活用できると思います。