24 自分の安心のために

もし、面談室という閉ざされた空間で、心理カウンセラーと2人きりになることが心配な場合は、事前に許可をもらって、心理カウンセリングの様子を録音させてもらうと良いでしょう。

これには、心理カウンセラーに転移が生じることを防ぐ作用もあります。

「事前に許可をもらう」ということがとても重要で、隠して録音しても意味はありません。

逆に、心理カウンセラーが相談者に録音の許可を求めることもあるかもしれませんが、嫌だと思えば断れば良いと思います。

プライベートな話をするのは、主に相談者なのですから、録音されるのが嫌だと思っても不思議ではありません。

しかし、相談者が録音の許可を求めたときは、心理カウンセラーがそれを断る理由が見当たりません。

心理カウンセラーにとっては、自分の誠意あるやりとりを証明する証拠になりますし、相談者が後で聞き返して洞察を深めるために活用してもらうことも期待できます。

これは心理カウンセラーにとっても好ましいことですから、ほとんどの場合は許可してもらえるはずです。

許可が得られないときは理由を教えてもらい、その心理カウンセラーを相談相手として選ぶかどうかの判断材料にすることもできます。