心の苦しさと悩みを解決する記憶ネットワーク再構築療法

09 心の回復を手伝う方法

ここで、心の苦しさを回復させる手伝いをされる方へのアドバイスを書きます。

相談者の方は、逆に、そのように聞いてもらおうとする参考にして下さい。

心の回復を考えれば、「そうか、そうか・・・」と相手の話にただ耳を傾けるだけで十分です。

ただそれだけのことが、感情を排出して、心をスッキリさせ楽な気持ちに回復させる助けになります。

泣いている人に寄り添う人は、「何か気の利いたことを言わないといけない」とか「自分が解決してあげないといけない」などと思う必要はありません。

励ます必要もなければ、自分の経験談を話す必要も、解決策を考える必要もありません。

言葉はなくても「寄り添ってもらっている」という状況自体が、相談者にとっては「その感情を生じている自分も受け入れられる」という体験となります。

このようなことが分かれば、「相手の話を聞くこと」は苦しいことではなくなるはずです。

次の2種類の言葉は、感情の排出を手伝ってくれます。

泣きにくそうにしていたり、無理に泣き止もうとしているときは、これらの言葉はスッキリするまできちんと泣かせてあげる助けとなります。

相談者が泣くことができたら、「そうか、そうか・・・」と言いながら背中をさすってあげて下さい。

感情を増幅させる言葉

「つらかったね」、「悲しかったね」、「痛かったね」、「嫌だったね」というように、相手の感情に合いの手を入れます。

安心な雰囲気が作り出されて、感情表現に対する警戒感が緩み、感情を排出しやすくなります。

また、どのような状況だったのかを詳しく話させてあげることは、その状況の再体験を引き起こし、そのときの感情を生々しく感じさせるので、未排出の感情の排出を促します。

労いの言葉

「よく我慢したね」、「よく頑張ったね」などの言葉は、相談者が自分の我慢や頑張りに気付くことを助けると共に、感情をせき止めて排出しないように張り詰めていた感覚を解いて、感情を排出しやすくします。

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この記事は、ピュアハート・カウンセリングの心理カウンセラー 田中 順平 が書いています。

心理カウンセラー 田中 順平

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