10. こころ救済システム

この節では「嫌な気持ちを大丈夫にする道筋とはどういうものか? 」ということについて説明したいと思います。

10-01. 相手の感情を受けとめることによって場を収めたとき

感情的な対立が生じたとき、それを収めるために、親の感情を受けとめることで対処した時、嫌な気持ちが残ります。

また、例え、自分の気持ちを押し通したとしても、親が感情的になっている場合は、同じように嫌な気持ちが残ります。

その嫌な気持ちと一緒に過ごすことほどつらいことはありません。

この理解が非常に重要ですので、表現を変えてもう一度繰り返すと、

親に怒られることは、それでそれで嫌なことなのですが、それよりも、親に怒られたことによって生じた嫌な気持ちを抱えたまま過ごすことの方がもっとつらい

ということです。

10-02. 嫌な気持ちへの対処方法

つまり、嫌な気持ちを抱え込んだままで過ごさなければ良いということになります。

その為には、嫌な気持ちになった時は、

  • 一人っきりでは過ごさず、誰かと一緒にいる
  • そばにいてくれる人に、嫌な気持ちだということを話す
  • 自分が嫌な気持ちだということを、話した相手に理解してもらえたと、自分自身が感じる
  • そんな雰囲気の中で、しばらく時間と空間を共有してもらう

ということが大切です。

その条件が整えば、嫌な気持ちを吐き出して昇華させ、その嫌な気持ちのとりこになっている状態から、自由な気持ちへと解放されるのだと考えています。