あなたにもある心を回復する機能

そんなとき、当時働いていた会社のある事業所で『ミスター・スマイル・コンテスト』という明るく元気な社員を表彰する行事があり、なぜか、私は、ミスター・スマイルに選ばれたのでした。

『心と体』の状態と実際の行動が、そんなにちぐはぐになっていたのです。

私は、「もう生きていけない……」という気持ちになっていたのですが、死ぬ勇気もありませんでした。

そんなときに、いのちの電話という電話相談機関が、電話相談ボランティアを募集していることを知りました。

「自分のために生きられないのだったら、人のために生きてみよう」そう考えることで、かろうじて生きていく理由を見つけ出すことができました。

私が応募したところで相談員になるためには、1年間研修を受けた後、テストで相談員として選ばれる必要がありました。

当時、私は、コンピューターシステム関係の仕事をしていたのですが、丁度忙しい時期で、家に帰るのは連日深夜で、帰っても寝るだけで直ぐ朝になって仕事に行くという生活をしていました。

桜の花が咲いているなと思っていたら、気がついたら木枯らしが吹いていて、「夏ってあったっけ?」というような感覚しかなかったことを思い出します。

そんな状態だったのですが、相談員を目指す理由が理由だったので、絶対に実現する必要があり、何が何でも研修に参加し、最終のテストにはクリアしなければなりませんでした。

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