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対面カウンセリングと電話カウンセリング どっちがいいの?

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どの形式を選ぶべきか?

前置きが長くなりました。

さて、メールカウンセリング、電話カウンセリング、対面カウンセリングの、どの形式を選べば良いと思いますか?

その時々の心理状態にもよると思いますので、一概には言えないところがありますが、私が考えることを説明します。

文字によるカウンセリング

まず、メールやLINE、掲示板などの文字によるカウンセリングですが、カウンセリングの入り口としては良いかもしれませんが、長く続けるのはあまりお勧めできません。

理由は、

  • それぞれの言葉(文字)が持つ意味が人によって異なる可能性がある
  • 人の存在をあまり感じることができないので、自分が人に対して映し出すものによって生じる感覚やその感覚によって引き起こされる反応に対する働きかけはほとんど期待できない。

その結果、考え方や考えた内容に関する議論に陥り易いところがあります。

そのような考え方や解決策に関することなら、わざわざメールカウンセリングなどしなくても、きっとインターネット上の情報や書籍などから既に情報として得ていることだと思います。

ですから、メールカウンセリングに意味を見いだせなくなり、続けられなくなる可能性が高いです。

また、対話形式のカウンセリングと比べれば、チャット形式でなければ返事が来るまでには大きなタイムラグが発生します。

このタイムラグによって、言葉で話せば、自分の思いとは違うことが伝わったと感じたら、その場で訂正することができますが、その場で訂正することはできませんから、相手の文章を読み間違えて嫌な気持ちになってしまった場合、その部分に関する気持ちはこじれたまま放置することになります。

更に、文章が、相手にどのように受けとめられたかを、表情や口調などから感じ取ることもできませんから、こじれた気持ちを抑えてやりとりしているということにも気づくことが困難です。

普通に話していれば何ともないことでも、LINEだと話がややこしくなりやすいのも、そんな理由だと思います。

更に更に、返事が来たときには、相談内容を送った時とは、心境が変化して、せっかくの返答がピンと来ないこともあるでしょう。

もっとも重要なことは、コミュニケーションの体験としては弱すぎるということです。

対面カウンセリングと電話カウンセリング

電話カウンセリング

電話カウンセリングは、視覚による刺激によって相手に映し出してしまうことに対処することが難しいと考えられます。

また、対面式のカウンセリングに比べれば、現実の人と接しているという感覚が、少し薄いところがあるかもしれません。

ですから、例えば、「子供の頃に、悲しくて泣くと、怒られる」という体験を繰り返した人が、自分の心に生じる「悲しくて泣くことを妨げる力」は弱くなって悲しい気持ちを話しやすくなる反面、「悲しいといっても怒られなかった」という体験も弱いものになる可能性があります。

しかし、受話器を通して耳元で相手の声が聞こえるので、素直な気持ちになりやすいところは大きなメリットです。

ハンズフリー状態で電話するよりは、受話器を耳に当てるか、ヘッドセット等をして話する方が良いだろうと考えています。

テレビ電話

お互いの顔が見えるスカイプやテレビ電話を用いたカウンセリングは、相手の顔を見ることができるので、対面カウンセリングに近いと思うかもしれません。

でも、お互いが向き合う「対決の構図」となってしまうため、「互いの間を行き交う言葉」や「それらの言葉が形成するイメージ」を二人で一緒にしみじみと眺めようとするカウンセリングには、あまり向いていないと思っています。

相手の言葉は自分に向けて投げかけられるため、追い詰められるような心境になりやすいところがありますので、そうならないように対決の構造を弱める工夫が必要です。

対面カウンセリング

対面でのカウンセリングと電話カウンセリングとは、視覚による刺激の有無の違い以外は、それほど、大きな違いはないと思います。

ただ、同じ空間にいることによって、できることが増えてきます。

ホワイトボードなどに文字を書いて説明することができたり、カウンセリングルームによっては、箱庭療法、エンプティ・チェアという技法、催眠療法などができるようになります。

一番のメリットは、カウンセリング自体が、人と関わる体験となるため、積み重ねられる体験の性質が変わるため、自分の体験に基づいて他人に映し出されるものも変化していくというところです。

また、カウンセリングルームまで出向くことは煩わしいことかもしれませんが、電話カウンセリングよりも「解決に向けてカウンセリングを活用している」と思えやすいところもあります。

自分が何かに取り組んでいると思えることは、前向きな気分になることを手伝ってくれるところがあります。

まとめ

最後に、私が考えるお勧めの順位を書いておきます。

対面カウンセリング ≧ 電話カウンセリング >> 文字によるカウンセリング

参考にして頂けることを祈っています。

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