対面カウンセリングと電話カウンセリング どっちがいいの?

偽解決

人は、解決方法が見つからないと、もともとの苦しさに加えて、「解決できない」と絶望することによる苦しさも抱えてしまうことになります。

このような絶望状態(希望を持ちたいのに希望を持てない状態)に陥るよりは、解決するかもしれないと思って、何かに取り組んでいる方が心の苦しさはマシです。

そこで、(1)~(3)のいずれかを前提から除外して、除外したものの中に原因を見つけ出し、それを変化させることを解決のための目標としてしまうのです。

解決への目標が見つかれば「これを解決すれば苦しさから解放される」という希望を持つことができ、絶望状態に陥らなくて済みます。

(余談ですが、過去の体験に心の苦しさの原因と思えることが見つかれば、「これが原因だったら変えられないのだから、今のままでも仕方ない」とあきらめることによって、やはり絶望状態に陥らなくて済みます。)

この解決に関する道筋を手放してしまう(「これは解決につながらない」と認めてしまう)と、解決のために取り組むべきことのない絶望状態に陥ってしまうことになります。

ですから、解決のために取り組み始めたことを容易には止めることはできなくなります。

このような解決は、心理の専門用語で「偽解決」と呼ばれています。

また、その解決を実現してしまうと解決のために取り組むべきことがなくなってしまいます。

しかし、多くの場合、心の苦しさは残ったままとなるので、解決のために取り組むべきことのない絶望状態に陥ってしまいます。

ですから、いったん見つけた解決のための目標は、実現が困難である方が都合が良いという側面を持っています。

これが、コンプレックスを持つ人が、いつまでもコンプレックスを抱え続ける理由です。

では、(1)~(3)を前提として、どのように心の苦しさと取り組めば良いのでしょうか?

それをサポートするのが、心理カウンセリングの役割だと考えています。

次に、カウンセリングの目的をご説明します。

次の説明をお読み頂ければ、メールカウンセリング、電話カウンセリング、心理カウンセリングなどのうち、どれが、今の自分に合っているかを考えるヒントになると思います。