症状の「もう一つの説明」

 

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共生関係

説明

一般的な説明もともとのTA(交流分析)の用語としての説明とは少し違うのですが、「感情・感覚 →思考→行動」という一連の流れが、個人の中で完結できなくなってしまった状態といえると思います。

この中のいずれかを他者に奪われてしまう(ex.子供の悩みを親が解決してしまう。)と、一連のことについて自分ひとりでは責任を取ることが出来ない状態になってしまい、その結果、漠然とした「未達成感」、「させられ感」、「自分の気持ちや感覚が分からない」といった感覚を持つ事につながる場合があります。

もう一つの説明

症状の「もう一つの説明」

「共生関係」は「共依存」的な問題を作り上げる元となる親子関係と理解しても良いのではないかと思っています。

簡単なチェック項目としては、

○親が子供の代わりに、子供の感情や感覚を感じ、それを主張していないか?

○子供の葛藤に付き合えずに、親が子供の代わりに判断し結論を出していないか?

○子供の行動を認められなかったり、待ちきれなかったりして、親が先走って、子供の代わりに行動していないか?

ということがあげられると思います。

親にそのように関わられると、子供は、自分自身が何かをしようとすると、親にそれを妨げられて、つらい思いをすることになってしまいます。ですから、そんな気持ちにならなくても良いように、親が口出しいしたり手出ししたりしそうな部分については、自ら対処しようとしなくなるのです。

更に悪いことに、それは、生涯つきまとうような感覚となって残ります。『指示待ち人間』なんて言葉がありますが、それはそんな習慣が残った状態だと思います。別に、本人にやる気が無いわけではなく、「それを自分が対処するなんて思いつきもしなかった」という感覚の方が近いと思います。

そして、そのような状態に陥っている人たちは、これまでの人生において、それをしないように細心の注意を払いながら生きてこなければならなかった(そういうトレーニングを積み重ねてきた)わけですから、社会人になったからといって、「突然、それをやれ」とか「それができないお前は劣っている」などと言われたら、訳が分からなくなるのは当然のことかもしれません。そして、やっとの思いで「社会人にはそれが必要なことなんだ」と理解できたとしても、成人するまでの間丹念に繰り返されたトレーニングによって身につけた感覚は、とても大きな足かせとなってしまうのです。

 

これは、「親が悪い」ということを言っているのではありません。 親も恐らく、子供の頃に同じような事情があったはずです。親の親も、親の親の親も・・・・。

しかし、何も悲観する必要はありません。詳しい説明は省略しますが、子供の事をあれこれ言う前に、親自身が、まず、一人の人間として幸せにな れば、世代をまたぐその連鎖はストップすると考えています。そして、親が幸せになるにつれて、子供のことをあれこれ心配しなくても、子供は勝手に幸せになる能力を身につけていくのです。

【親の立場の人へ】

・あなたは、子供に自分の夢を託そうとしていませんか?

・あなたは、自分の心を自分の力で満たそうとすることを諦めてしまっていませんか?

自分の夢は自分の夢です。だから、それは、子供が夢をかなえたところで、自分が夢を叶えたことにはなりませんし、子供の夢は消滅してしまいます。子供に託そうとしているとしたら、それはあなたの昔の夢です。あなたが生きているのは今です。今の自分にしか手に入れられない夢や望みがあるこということと、一度、真剣に向き合ってみることが大事かもしれません。

カウンセラーとともに、もう一度、自分の気持ちとじっくりと向き合おうとすることは、 たった今の自分にとっての夢や希望に気付き、それを手に入れるための具体的な方法を考え 、実際にそれを手に入れることの助けになるだろうと思います。

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