症状の「もう一つの説明」
うつ状態(抑うつ神経症)
説明
些細な事柄で抑うつ気分に陥りやすく、その傾向が継続します。
抑うつ症状を 主としまずが、重篤な症状を呈する事は少なく、不安症状や心気症状が目立ち、自責的な傾向が少ないと言われています。
内因性のうつ病は、日内変動が大きく、早朝覚醒の傾向があるとされていますが、抑うつ神経症は、日内変動が乏しく入眠困難を呈するところにあると言われています。
もう一つの説明
ある価値観に囚われてしまって、頭では、「そうすべきだ」、「そうしなければならない」と考えるのですが、正直な本当の気持ちは、「そうしたくない!」と叫んでいる状態、と表現できるのではないかと感じています。
少し乱暴な表現をしてしまうと、「洗脳されてしまった状態」と言えるような気がします。
大自然をイメージした時には、「〜したほうが良い」ということはあっても、「〜しなければならない」ということは何もありません。
そして、「〜したほうが良い」ということの裏には、「〜しなくても良い」という側面もあるのです。
これまた、乱暴な表現をすると、「何でも良い」言ってしまっても良い部分があります。
そう考えた時に、生きる原動力となるのが「〜したい」という気持ちなのです。その原動力となる部分を、ある特定の価値観は押さえつけようとすると、元気がでなくなるのも当然のような気がします。
逆にいうと、囚われている価値観は、「実は、自分が本当に望んでいるものではなかった」という事に気が付くことができれば、本当の気持ちが自由になり始めるきっかけになるのだと思います。
その為には、価値観の異なる色々な人とコミュニケーションを持つようにすることも一つの方法かもしれません。
しかし、はじめは、価値観に対してニュートラル(中立)の人とのコミュニケーションを考えた方が安全かもしれません。
価値観を本当の意味での悟りを開いた和尚と話をするのも一つの方法かもしれません。
そして、価値観に対してニュートラルなカウンセラーとの会話を繰り返す事も、あなたの本当の気持ちを自由するきっかけになるかもしれません。
もう一つ別の理解もできます。
それは、「なぜ、気分が落ち込んでいることを問題と認識するの?」という見方です。
バイオリズムを思い出してみて下さい。(このサイトにもバイオリズムのページがあります。)
私は、その詳しいことは知らないのですが、「体と心と知性には、それぞれに固有の波があり、波が上向きのときはそれを頑張り、下向きになったら無理をしない」というようなことを説いているのだと理解しています。バイオリズムのように、事前にグラフで見せられると、私たちは割り合いその波を受け入れ易いところがあるようです。
感情や気分も、基本的にはこれと全く同じことがいえるのだろうと思います。
しかし、感情や気分の波には、バイオリズムと大きな違いがあります。その波を客観的に知ることは出来ません。その波の中に身を置いて体感するしか、それを知る方法は無いということです。
感情や気分は波です。波が下向きになっているとき、頑張らずにやり過ごす事ができれば、波は勝手に上向きに変わります。
「なぜ、それまで待てないの?」
そこに個人個人の事情があるのです。
これまで常に波を上向くように頑張ってきたとしたら、波が下向きになったとき、どうして良いのか分からなくなるだろうと思います。
波が下向きの時期に、一人っきりで過ごすのはとてもつらいことです。話し相手が居なかったり、つらい気持ちを話し難い状況があれば、先を急ぎたくなる気持ちも分かります。
社会の雰囲気もあります。
日本の精神論的な文化も影響しているかもしれません。
しかし、急げば回復は遅れるのです。
カウンセリングは、そんな時期を、波の気分なりに頑張らずにやり過ごすための助けになるだろうと思います。
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