症状の「もう一つの説明」
対人恐怖症
説明
ありのままの自分でいることに疑いを持ち、自己を否定するに足りると感じることのできる理由を見つけ出し、そして、それを隠すことに囚われてしまって、自分の本当の気持ちを表現できなくなったり、人との関わりに苦痛を感じてしまったりする。
雑念恐怖/恋愛恐怖/唾恐怖(唾液恐怖)/赤面恐怖/笑顔恐怖/表情恐怖(醜形恐怖 )/視線恐怖(他者視線)/正視恐怖(自己視線)/吃音(どもり)恐怖/雑談恐怖/おなら恐怖/口臭恐怖/体臭恐怖/ワキガ恐怖/あがり恐怖/腹鳴恐怖/吐き気(嘔吐)恐怖
もう一つの説明

恐怖症もそうなのですが、恐怖の対象は一体何だと思われますか?通常は、その対象は具体的に現実に存在するものを意識していると思いますが、実際は少し違います。
例えば、対人恐怖症でも、苦手な人もいれば、割り合い気楽に接することができる人もいると思います。そして、どちらに属する人も、何らかの共通点があるはずです。そして、苦手な人の特徴を持つ初対面の人と出会ったとき、その人のことを何も知らないのに、たぶんその人にも恐怖心を抱くのだろうと思います。
ですから、対人恐怖症を正確に表現すると、実際の人が怖いというよりは、その人のもつ特徴から自分が頭の中に想起したイメージが怖いということになると思います。
なぜ、そのようなイメージが想起されるのでしょうか?
その背景を理解し、そんな背景の中でも頑張ってきた自分を認めてあげることは、疲れた自分の気持ちを癒すことにつながります。そして、その癒し方を理解できたとき、もはやそれは恐怖ではなくなってしまうだろうと思います。
詳しい説明は省略しますが、対人恐怖は人間不信という表現できると思っています。
カウンセラーは、よっぽどの人ではない限り、かなりの確率で、あなたが幸せになれることを願っていると思います。
つまり、あなたが信頼して良い人の一人として考えても良いのだろうと思います。
そんな信頼できる相手と、何度も会話を繰り返すことは、どんな時に、どんな人の、どのような言動に対して、どのように感じてしまって、信じる事できないからその人から離れたくなる/自分の事を心から思ってくれる人の間でさえ、相手に悪意があるのかもしれないと疑ってしまう、という自分の傾向性に気付いたり、今まで、傷ついていた言葉に、傷つく必要性はないのかもしれない・・・、と疑い始めるきっかけになると思います。
このとき、一番大切なことは、カウンセラーと会話をしている中で、「カウンセラーから離れたい」「カウンセリングを止めたい」ということを感じた時の行動です。自分の気持ちを言わずに、カウンセラーとの関係を絶つことは、それまでの人間関係の繰り返しになってしまいます。
「〜〜と言われて辛かった/腹が立った/悲しかった」など 、あなたが感じた嫌な感情をカウンセラーに伝えようとして下さい。この部分は自分に対する訓練として取り組もうとしてみて下さい。
今までのように、伝える前に、関係性を終わりにしたり自分が変わろうとしたりしなくても良いのです。
カウンセラーは、きっと、それまでとは違う人間関係がそこにあることに気付かせてくれると思います。
そして、その気づきは、カウンセリングルームを離れても、あなたの周りの人間関係の中に、「信頼」を感じるための大切な種になるだろうと信じています。
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