症状の「もう一つの説明」

 

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神経症(普通神経症・ノイローゼ)

説明

神経症

不安・過労・精神的ショックなど、主に心理的社会的な原因によって起こる精神面と身体面の機能障害で、精神病のような器質的な障害のないものをいう。一般的には、ドイツ語読みのノイローゼという言い方が多用されている。

1.不安症状
不安発作とそれに伴って起こる動悸・めまい・吐き気などの自律神経機能の異常。
2.神経衰弱症状
不安が慢性的に持続し、精神疲弊・注意散漫・記憶減退・不眠・頭痛などの訴えをもつ
3.強迫症状
ひとつの考えが強く意識に固着し、これを払いのけようとすればかえって強く迫ってくる状態、強迫状態で不安が特定の対象にまとわりつくと、恐怖症になる。
4.ヒステリー症状
運動麻痺・知覚麻痺・失神・けいれんなどの身体症状、芝居がかった言動やヒステリー性健忘などの精神症状を示す
5.抑うつ症状
憂うつで悲観的な気分が支配的になり、何事にも希望がもてず劣等感や罪障感に苦しめられる状態、無気力や不機嫌さが表面化することもある。

カウンセリング辞典(誠信書房)、「神経症」より抜粋】

もう一つの説明

症状の「もう一つの説明」大雑把に説明すると、次のように表現できるかもしれません。

・自分の本当の気持ちに気付き難くなったり、気付いていたとしても、その本当の気持ちを大切にする事が難しいと感じてしまっている状態

『神経症』という言葉には、あたかもそういう病気であるような説得力を感じさせてしまうところがあります。余りにも、病気としてシックリくるネーミングだから、そう感じてしまうのだろうと思います。しかし、実際は、『自分の気持ちに正しく対処できないことにより、身体症状・行動の抑制・気分の落ち込みなどを誘発してしまっている状態』というだけだと考えています。ですから、症状などを治そうとするのではなく、本当の気持ちに気付き、その気持ちを大切にするような対処ができるようになれば、自然に、症状などは治まってきます。

一旦、本当の気持ちに気付きにくくなると、自分ひとりでは、その状態から抜け出すのは、ちょっと難しいところがあります。また、このような状態に陥っている場合、これまでの人生の中で正しい対処方法を経験していないことが多く、自分ひとりで考えてたのでは、それに気付くことは難しく、気付けたとしても相当の年月を要してしまうところがあります。

色々な本を読んで独学で乗り越えようとするよりも、カウンセラーと一緒に、

・自分の本当の気持ちって?

・どうして、自分がしたいと思う事が出来ない感じがするのだろう?

などということに目を向けて

・そんな気持ちのとき、どう感じるのだろう?

・そんなとき、どうしたら自分の気持ちが、心から安心した状態になるのだろう?

というように、自分の気持ちと向き合おうとすることは、もしかしたら、解決への一番の近道なのかもしれません。それは、きっと、色々な心配から開放されて、自分らしく自由に行動できるようになったり、『神経症』という状態から解放されるための助けになるだろうと思います。

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