心のマニュアル
■■子育てマニュアル(2)■■ (第4章 心の発達に関わる理解【補足説明】)
この章は、子育てマニュアル(1)の補足説明集です。
子育てマニュアル(1)と合わせてお読み下さい。
3.自分の感情や感覚と向き合える能力を身につける
3−2.子供の感情との向き合い方
では、親に何ができるのかというと、子供の感情に位相を合わせる(子供が悲しんでいるときは、子供が悲しんでいる事を感じ、喜んでいる時は、喜んでいる事を感じようとする)ことです。その為には、自分が子供の感情をどのように扱っているのかに気付こうとして下さい。
もし、子供の感情や感覚を否定しまっていたら、その感情を否定してしまう自分自身の経験の歴史を理解しようとし、自分自身が、まず、癒されようとして下さい。
子供への対応は、子供がそう感じるのは当然のことだと位置づけて、子供がそう感じざるを得ない様々な背景を理解しようとすれば良いのです。(これは、何もネガティブな感情・感覚に限った事ではなく、ポジティブなもの(嬉しい、楽しい・・・)でも同じです。)
子供の感情と向き合うためには、子供が自分の感じる様々な感情や感覚を素直に表現できるコミュニケーションを家庭の中に造っておかなければなりません。
子供が何かに悩んで苦しそうなのに親にどうして苦しいのか話してくれないということがあれば、子供を話せなくしてしまっている背景が家庭の中にあることを疑ってみる必要があります。
もし、話しても仕方ないという雰囲気を作ってしまっていたとしたら、それを改めようとしなければ、子供に「話せ、話せ」と迫ったところで、子供は本当の気持ちを話せるはずがないのです。
子供の感情に動揺して、解決を急いではいけません。子供を励ましたり、問題の解決方法ばかりを考えることは、意図していなくても、子供の感情を否定してしまう事になるのです。
(※関連内容 第3章「3.自分の感情や感覚と正しく向き合える能力を身に付ける」)
「喜び」は、人生の宝です。その予感につつまれるということは、人生は喜びと等しいことになります。
子供が喜んだ事は、「子供が喜びという人生の宝を見つけたんだ」と認識して、その気持ちを大切にしてあげる事は、その子供が、沢山の喜び予感で包まれていくことを手伝ってあげる事につながると思います。
これさえあれば、その子供は死ぬまでずっと、自分の望みが叶うように、また、他人の望みと調和するように、自分の世界観を修正し続けていくことが出来るのです。
そして、今の喜びを感じ、未来の喜びを予感しながら、子供自身の人生や、子供と関わる人の人生を、更なる幸せへと近づけていく事が出来るのだろうと思います。
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