心のマニュアル
■■子育てマニュアル(2)■■ (第4章 心の発達に関わる理解【補足説明】)
この章は、子育てマニュアル(1)の補足説明集です。
子育てマニュアル(1)と合わせてお読み下さい。
1.人間感のベースを身に付ける流れ
1−2.誤った反面教師的な学習の仕方
これについて、正しく理解しなければ、家庭のタブーや苦しさの雰囲気は、親から子供へと伝わってしまう事になります。
例えば、「人に優しくしたい(ひどいことはしたくない)」ということを強く思っていると、優しいか優しくないかということばかりに意識が向いてしまい、他人が優しいかどうかを批評したり責めたりするようになって、その結果、最も自分がなりたくなかった「優しくない人」に意図せずになってしまうのです。
本当のところは、心の優しい人は、「優しさ」なんてことを意識しなくても優しいし、そんな人でも、優しくできないときには、当然優しく出来ないものなのだろうと思います。
つまり、「優しいかどうか」という基準によって様々な事を判断し、その基準が分かつ一方を死守し続けなければならないような感覚は無いのです。
(※関連内容:第2章「9−3.人の心の中に出来てしまう『ある基準』について」)
そんな心の中の基準があると、その良くない方を選ぶと、自責の念が湧いてくるので、いつも、それを守り続けなければならないという試練を自分に課し続けることになる。
また、その信念を、他人にも強要しがちになります。
しかし、そんなことは、もともと無理なことですし、目指すべきことでもないのです。
この基準によって判断するという傾向は、自分にも、他人にもストレスを与える事になります。
そして、その無理は、我慢の限界を超えて、爆発してしまうのです。
そうなると、我慢していた側の気持ちが自分の全てを多い尽くしてしまうのです。
また、普通は、その基準によって、自分以外を分割しながら適応していこうとするのですが、逆に、自分の方を分割して適応しようとしている状態が、多重人格と呼ばれる状態なのかもしれないと思います。
これを分割するのが、それらの人格の中の、全人格の存在を把握し、それぞれの人格を評価する人格なのかもしれないという感じがします。
その人格が、自人格の厳しさやこだわりに気づいたとき、人格の統合は始まるのかもしれません。どちらにしても、分割されたものが「ある基準」を示している事に気付き、その線から解放される事を考えることが大切だと思います。
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