心のマニュアル
■■子育てマニュアル(2)■■ (第4章 心の発達に関わる理解【補足説明】)
この章は、子育てマニュアル(1)の補足説明集です。
子育てマニュアル(1)と合わせてお読み下さい。
0.心の発達を理解する為に知っておくべきこと
0−4.親の苦しみは子供に伝わる
子育ての中に、親の悩みは、かなりの確率で子供の心に組み込まれてしまいます。
親が子供に「こうしろ、ああしろ」と言うことは、社会規範的なことを身につけさせるためのしつけの部分もありますが、自分が苦しみと感じたことを子供に感じさせないように心配したり、今の自分自身の心配を子供をコントロールすることで解決しようとしていることも、とても多いのではないかと感じています。
また、親が子供の頃に守りたくなかった理解できない親からのしつけを、無意識に自分の子供に言ってしまっていることも起こりがちです。
もちろん、親は、意図してそうしようとしているわけではありませんが、結果として、意地悪な言い方かもしれませんが、自分の悩みや不安を子供に解決してもらおうとしているという構図を作ってしまっているのです。
この構図によって、子供に『ある基準』を写し込んでいってしまうのです。
(※関連内容:第3章「7−3.自分の事情を理解する」)
子供の人生を取り巻く環境や人間関係は、親が色々の経験をしていたそれとは異なります。
ですから、そのような状況の中で、子供が親と同じような苦しい経験をするとは限らないのです。
つまり、子供自身が、実際に経験してみないと、分からないのです。
なぜ、親が、子供自身が体験し感じることを恐れるのでしょうか。
それは、親自身の過去の経験における気持ちが、未だ治まっていないからなのです。
ですから、親は、子供の幸せや将来について言う前に、自分が幸せであるかを点検する必要があります。
そして、親が、子供以外のことで、自分自身の本当の願いを叶えようとしていけば、子供は勝手に幸せになるための能力を身につけていけるのではないかと思います。
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