心のマニュアル
■■悩み解決マニュアル(2)■■ (第2章 悩みを解決する【補足説明集】)
この章は、悩み解決マニュアル(1)の補足説明集です。
悩み解決マニュアル(1)と合わせてお読み下さい。
7.自分自身について知る
7−2.感情の正しい対処方法
7−2−1.ネガティブな感情に気付き受容する
7−2−1−1.感情を理解するための文章の組み立て方
悩みを解決しようと動き出す前に、まず、解決すべき事をきちんと理解しておくことが大切です。
ネガティブな気持ちの裏側には、必ず、その人の願いが隠されています。
それを理解するために、まず、感情に着目した文章に書き換えてみます。
例えば、「学校に行きたくない」は、「学校に行きたいけど、学校に行こうとすると苦しい気持ちになるので、行きたくても行けない」という感じです。
そうすると、「学校に行きたくない」という気持ちと、「学校に行きたい」という2つの気持ちの中で苦しんでいる事が再確認できると思います。
この2つの気持ちを大切にする解決は、「学校に行く」とか「学校に行かない」ということではなく、「学校に行こうとしたときに、今まで感じていた苦しさから解放されたから、学校に行けた」という状態だということを理解して頂けると思います。
つまり、「行きたい気持ち」と、「行こうとすると苦しく感じる気持ち」の両方を大切にしなければ、本当の解決は見つからないということです。
7−2−2.感情が理解できない理由
現代社会では、「出来る/出来ない」、「ある/ない」といった外から観察できることや、結果や解決といった事ばかりに注目し、それを評価する中で作り出した問題を解決しようとする傾向が強まってきています。
しかし、そのような意識で解決を目指すと、心には意識が向き難く、自分の気持ちを大切にできないので、本当の解決にはつながらないため、苦しさから開放されることは少ないのです。
7−2−3.心を癒す
7−2−3−1.癒しのフロー
嫌な気持ちになる/心が疲れる
↓
嫌な気持ちになっていること/心が疲れていることに気づく
↓
嫌な気持ちになって疲れた心を、癒す方法を自分自身が考える
↓
癒す・癒される・癒してもらう
↓
頑張ろうと奮い立たせなくても、自然に、再び、チャレンジしようと思える
感情の否定は、決して癒しにはつながりません。ほんの少しでも心が疲れたと感じたら、この自然な心の流れをイメージしてみて下さい。
公園で幼児とお母さんの様子を見ていると、この様子を何となく体感できるかもしれません。
お母さんから離れて遊んでいて、痛い目に合えば泣きながらお母さんおところへ戻ってきて、お母さんに抱かれてひとしきり泣いたら、何事も無かったかのように笑いながら駆け出していく、それに似た風景は、お母さんと子供のセットを見つければ、比較的容易に観察できると思います。
7−2−3−2.自分が感情を肯定をすることをサポートしてもらうために
自分の気持ちを身近な誰かに話したときに、その相手から、励まされたり、相手の経験を聞かされたり、問題解決の方法を示されたり、為になる話をされる事は、多いかもしれません。
しかし、それらは、あなたが必要としている事ではないということを、あなた自身が自覚して下さい。
そして、もし、伝えられるなら、自分が求めている事を、相手の人にお願いしてみると良いかもしれません。
「アドバイスしてくれてありがとう。参考になりそうだ。もう少し、私の気持ちを聴いて欲しい感じがしているんだけど、話してもいいかな?」
また、もし、自分の気持ちが少し混乱していて身近な人に相談し辛いと感じたり、協力が得られなかったりする時は、カウンセリングを活用することも一つの方法だと思います。
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