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 ■■悩み解決マニュアル(2)■■ (第2章 悩みを解決する【補足説明集】)

この章は、悩み解決マニュアル(1)の補足説明集です。
悩み解決マニュアル(1)と合わせてお読み下さい。

6.解決の方向性の違いを知る

6−1.解決の方向性の違いの例

例えば、夕食に、きつねうどんを食べるか、カレーライスを食べるかという事で意見が対立したとします。

どちらか一方を結論とする傾向が強い時、どちらのメニューを選んだとしても、選ばれなかったメニューを主張した人は、自分の意見が否定された状態になり、我慢を強いられる事になります。

ところが、それぞれの意見を大切にするようなメニュー(ex.カレーうどん、半カレーライス・半きつねうどんセット、カレーも食べられるうどん屋など)を見つけることが出来れば、どちらの意見も否定された事にはならず、それぞれがそれなりに満たされる状態を実現する事が出来るのです。

全く違うメニュー(ex.オムライス、寿司、プリン・・・)にお互いが満足できるものを見つけることも、解決方法の一つかもしれません。

自分も、自分に関わる人たちも、みんなが満たされる為には、どちらかが犠牲になるのではなく、お互いに満足するということは、可能な限り守らなければならないことではないかと思います。

6−2.解決の方向性の背景

自分が育った家庭で行われていた解決方法を、コミュニケーションの基本の1つとして学ぶと考えています。簡単に言うと、「父親と母親の感情や感覚や考えに差異があったとき、それをどのように解決していたか」ということです。

(※関連内容:第3章 「1.人間観のベースを身に付ける流れ」)

6−3.なぜ、「苦しい生き方」と言えるのか

いずれか一方を選択するような解決は、選択されなかった人の気持ちの犠牲の上に成り立ています。

自分を押し付けたり、自分が我慢したりすることが、繰り返されるので、自他の双方に不満・ストレスが蓄積されていく事になります。

そのような状況にさらされてしまっても、他の人は、他の人との人間関係で、満たされる可能性はありますが、その解決を身に付けてしまっている本人は、勝ち負けの世界でいることの緊張感に支配され、自分の意見を通しても、何か満たされない中で生きていかなければならないのです。

6−4.「分かり合う」ということに対するイメージ

分かり合うとは、それぞれの主張から、強引に一つの合意点を探ろうとする事ではありません。

お互いを知れば、それで良いのです。お互いの気持ちを知れば、お互いの気持ちは動くのです。

しかし、心に存在する『ある基準』が多ければ、心は動き難くなりますし、『知る』ということでは我慢できないときも多いように思います。

6−5.なぜ、自分の思いを押し付けてしまうのか?

過去の人間関係の中で、自分の主張を抑えられ続けていると、過去の人間関係から離れたとしても、自分の主張を認めさせるところまでいかないと喜が済まなくなってしまうのです。

なぜなら、過去の人間関係の中では、自分の主張を通さなければ、必ず、自分が不満な状態になるということが目に見えているのですから・・・。

6−6.「思いやり」ということに対するイメージ

相手にしてあげることで、自分は幸せになれることです。

相手の反応によっては、不満を感じたりするようなときは、本当は自分はしたくないのに、自分の心の中で何らかの力が働いて、そのようにしてしまっているだけなのです。

自分が勝手にやっていることなのに、相手が喜ばないと不満を言うのは筋が違うのです。

「思いやり」は、きっと相手に伝わるように、「してあげている」という気持ちも、相手に伝わってしまうと思います。

相手が喜ぶなどの見返りが無い時、もし、不満に思うような事があれば、「やりたくもないことを、なぜ、相手にしてあげなければ自分の気が済まないのか」ということを考えてみると、何かに気づくきっかけになるかもしれません。

恐らく、自分が想像した状況になることを回避しようとしたり、相手を自分が想像した状況しようとしているのではないかと思います。


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