カウンセラーのメッセージ
悩みを解決するヒント
◆悩みのはじまり
極端な例ですが、人は「空を飛ぶことができない」といって悩むことはありません。
このことから「できいない」ということが悩みにつながる必然性はないということは分かるのではないかと思います。
悩んでいるときは、いろいろ考えているつもりでも、実は「嫌な雰囲気」の中に身を置いて、今の自分を正当化する為の言い訳を一生懸命考えているような状態です。
そこで見つかった答えは、自分の本当の気持ちを見つめた答えではないので、なんだかピンときません。
だから、見つかった理由を、念仏のように何度も繰り返して、自分が自分自身を説得しようとしているから、なかなかその思考を止めることはできません。
「自分は○○○○できない。」と悩んでいるとき、実は「自分は○○○○したくない、でも、○○○○しなければならない」(逆に、自分は○○○○したい、でも○○○○してはいけない」)という状況に陥っている場合が多いように思います。
■ どうして、したくないのか?(どうして、そうして欲しくないの?)
■ なぜ、しなければならないのか?(なぜ、そうされなければならないの?)
■ 本当は、どうしたいの?(どうして欲しいの?)
この3つの問いを理解しようとした時、あなたは解決に向かって歩き始めたことになるのだと思います。
そこで、邪魔になることがあります。それは、『常識』という名のフィルタです。
◆常識という名のフィルタ
人が生きる環境において、人それぞれの常識が存在しています。
社会の常識、地域の常識、家庭の常識、経験から得た個人の常識、学問としてひとまず確立してしまっている常識など、それらが複雑に絡み合って、その人に独特の世界観が出来上がっています。
「人は、みんな同じ世界で生きている」と思っています。
実際にそれは確かなことなのですが、実は、このそれぞれの人の世界観という世界の中で生きているといっても良いのではないかと思っています。
そして、人生が苦しかったり、楽であったりするのは、その人の世界観からくるものです。
言い方を変えれば、世界観が変れば、苦しく思える人生も、楽な人生に変わるということなのです。
つまり、あなたの中に出来上がってしまったあなたの中の常識が変わるだけで良いということなのです。
◆悩みを解決するヒント
ほかの人の考えに触れることは、心に「新しい風」が吹き込みそれが解決のきっかけになることがあると思います。
あなたは、そんな何かを求めているのではないでしょうか?
「新しい」という言葉を考えると、その為には、今までのあなたのパターンを変えることが必要なのかもしれません。
いつもあまり話さない人と話してみたり、ちょっと違う行動をしてみたり、興味のなかったことを知ろうとしてみたり・・・・。
そうすると、「新しい風」に出会う可能性は大きくなると思います。
そんなに深く考えずに、とりあえず、悩みとは全く関係ないこと(例えば、音楽を聴いたり、温泉に行ったり、遊園地に行ったり、・・・・etc...)をすると、意外に解決のヒントが見つかったり、問題と思っていたことが問題ではなくなったりすることもあります。
過去の偉大な僧が悟りを開いた話にも、『悟りを開こうと何十年もの間、必死で修行をしているときには悟りを開くことができなかったのに、諦めて寺を去って庭の掃除をしていたとき、ほうきで掃いた石ころが庭の竹にあたる音を聞いて悟った』なんて話もあります。
そして、多くの僧は修行から離れたなんでもない瞬間に悟りを開いたといわれています。
そんな悟りを開いた僧のパターンをまねてみると、悩みの解決にもつながるかもしれません。
◆「変わらず続く苦痛」と「変化の時だけの苦痛」
人は、パターンを変えようとするとき、大小様々ですが苦痛を感じます。
そして、今辛いことに直面しているとき、今も辛いし変化することも辛い、そんな身動きが取れない状態に陥ってしまうことがあるのです。
そして、意図せずして、今の苦痛とともに生きる事を選んでしまっているのです。
「今までと同じことをする」ということは、これ以上悪くはならないという保証があるように感じますが、そんな保証はどこにもありません。
そして、良くなるためにできることは、「周りの状況が良いように変わる偶然を祈る」くらいしかありません。
「パターンを変える」ということには、悪くなるかもしれないというリスクもありますが、自分が欲しいものを自分の力で手に入れることができる可能性も秘められています。
そして、その試行錯誤を、それが手に入るまで繰り返すと、最後にはそれはあなたのものになるのです。
その試行錯誤を変化の苦しみに一人で耐えながら続けるのは大変なことです。
あなたに試行錯誤のきっかけを作り、試行錯誤するあなたの心を支える
そんなカウンセリングを目指しています
ちょっと、今思ったことです。生きるヒントは「ものごとの区切りのつけ方」の違いだけかもしれません。
●苦しい区切り方 :成功を途中と認識し、失敗を終わりと認識する
●楽な区切り方 :失敗を途中と認識し、成功を終わりと認識する
後者で区切ることができたら、人生って結構ハッピーになりそうな予感がしませんか?!



